繊細な人へ。【HSP】自分の体質を認めると生きやすくなる
こんにちは。
皆さんは、他の人と違って生きづらいと日常で感じることはありますか?
日本人は繊細な人が多く、「HSP」の対象者は5人に1人該当すると言われています。
「HSP」という単語をあまり聞きなれない人も多いかと思います。
感受性が高く、敏感な人に向けて少しでも日常が楽に過ごせるようお話していきたいと思います。
また、当てはまらない人にも、このような体質の人がいるのだということを知ってもらえる機会となれば幸いです。
*目次別*
<HSPとは?>
HSPとは「Highly Sensitive Person」の略で、感覚が鋭く敏感で感受性が強い人のことです。
共感しやすい特徴を持つため、他の人と会った後は疲れやすかったり、体調を崩してしまったりします。
例えば、出勤して上司の機嫌が悪かった場合、自分が関係していないことであっても相手の影響を受けてその空気感に引きずられてしまいます。
HSPの体質の人は、「共感しやすく他の人の行動や言動の空気に敏感なため常に気を張っているいる状態」と言えます。
<HSP診断>
自分はHSPなのかどうかわからない人も多いと思います。
疲れやすいけれど、外で人と会うことは好きだし、刺激的なことも好きという人。
このような人は、「HSS型HSP」と呼ばれる体質の方でしょう。
・他人の痛みがまるで自分の痛みかのように感じる
・騒がしいところが苦手
・マルチタスクが苦手
・訳もなくイライラしてしまう
・味や香りに敏感
・他人のしてほしいことが言われなくても理解してしまう
・人混みは避けてしまう
・電気屋さんが苦手
・お風呂に入るのが面倒に感じる
・外部からの刺激に弱く、自然が多いところが好き
該当する項目が多いほど「HSP」の体質だと言えます。
<HSPの人。影響を受けて疲れてしまった人の対処法>
会社員として働いている、苦手な人と会わなくてはいけないという環境の人は避けることができないため、少しでも負担を減らす必要があります。
・一人になる時間を確保する(これは必須!)
・10分間程、自然の多いところで日光にあたり脳内を無の状態にする
・爪を整え、髪は自然なままにする
・自然のモノに触れる(樹木やパワーストーンなど)
・懐塩を持ち歩く
・SNSやニュースなどの情報から離れる
・お風呂にゆっくり浸かる(好きな香りの入浴剤)
・直感でも苦手と思う人に近づかない
全てのことを実行するのは、厳しいかもしれませんが一つの項目でも取り組んでみると違ってくると思います。
HSPの人におすすめしたい本は、「気がつきすぎて疲れるが驚くほどなくなる」という本です。
この本は繊細な人向けに書かれており、実際に読んでみると気持ちが楽になります。
項目別に分かれており、読みやすいです。
読み終わった後すぐに実践できる内容となっていておすすめです。
実際に書店でこの本を買うのに勇気がいるというあなた・・・(私はそうでした。)
ネットで購入すると誰にも見られずに読むことができますよ。
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<HSPの人との付き合い方>
こちらはHSPではない人にお願いしたい内容です。
自分からHSPと言いにくい人はこの言葉を相手の人へ見せてみてください。
家族や恋人だと一緒に長時間いることが多いと思います。
しかし、HSPの人はあなたのことが大好きでも一人になる時間は必要です。
どうか一人になる時間と空間を確保してあげてください。
また、買い物に行ったときや人混みに行ったと後に帰ってきて長時間眠ってしまうかもしれません。
どうかそっと回復する時間をあげてください。
「またか・・・」と蔑ろにすると、その感情すら拾ってしまいます。
HSPの人の体質だと思って受け止めてあげてください。
<最後に・・・>
HSPという体質はまだまだ理解されない部分が多いです。
だから、他の人に相談すると「気にしすぎなのではないか?」などと言われてしまうかもしれません。
しかし、HSPは素晴らしい能力でもあります。
他の人に共感することができることは優しさでもあると思います。
否定的に考えるのではなく、素晴らしい個性なのだと理解してもらいたいです。
最後まで読んでくだあり、ありがとうございました。